子どもネット

子どもネット 概要

日本外来小児科学研究会リサーチネットワーク(通称“子どもネット“)は、学会自身が情報の集積をはかりデータベース化し、調査、研究を進めることを目的に組織されています。
アメリカではPediatric Research in 0ffice Setting(PR0S)が、現在667名の開業医と183診療所、47の研究センターをネットワークで結び、大規模なリサーチを行っています。
PROSはその目的を、小児科における予知、予防、治療効率などの基本的問題について新しい知識を創造することとしています。
日本での本ネットワークの特徴は、参加メンバーが単にデーターを集積するだけでなく、自分自身が日常診療で疑問に思っているテーマを出せば、問題を解析する側に立つことも可能なことです。
どしどし研究テーマを出してください。

子どもネットの概略

組織

「子どもネット」は、日本外来小児科学会リサーチ委員会に属する。キーステーション、テーマ発案者(プロジェクトリーダー)、複数の研究参加メンバー(データー集積)の3者で構成される。

手順
  • テーマ募集:リサーチテーマならびに詳細は必ず調査研究会方法検討会で討議を行う。
    その後、研究を行おうとする者は、学会員の中から参加者を募集し、研究グループを立ち上げます。
  • テーマ内容:取り上げる問題点は日常診療に根ざしたものであるべきです。子どもの健康をとりまく環境を考えると、疾病そのものを取り上げるだけでなく、疾病予防、健康教育、事故予肪なども大切な標的問題となると思われます。
  • ネットワーク構成メンバー:研究参加メンバーは日本外来小児科学研究会の会員とする。プロジェクト毎に構成メンバーを募集し、希望者で構成する。
    研究を始めるうえで困ることがあれば、調査研究方法検討会にテーマを提出して、メンバー間で知恵を絞ります。
    集めたデータの収集、エクセルへの記載等で人手が必要な場合も、メンバー内部で助け合うほか、外部に委託することも考えます。
    リサーチ委員会では、山口大学の市原清志先生を顧問にお迎えしております。統計解析方法や実際のデータ解析の際の相談にのっていただいています。
  • 参加費用:研究参加費用は原則、参加者負担ですが、研究基金などの活用が考えられます。
連絡先

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